桜丘睦会は


 

会長 門 傳 良 男

 

桜丘睦会は、悠久の流れ多摩川左岸の北側に接し、その旧堤との間に位置する、地縁法人格を有する70世帯規模の自治会です。

会の始まりは1960年代で、60年ほど経過したところです。その間結構ダイナミックな変化を経過した自治会です。そのあたりは沿革をご覧ください。

会長を拝命した平成28年度の2016年は、自治会とは地域の住民の生活に対し、相互の顔が見える、安心できる生活の環境を整え、笑顔のあふれる地域をつくり守ることだと信じています。

先ず会の役員が役員会で何を話し合っているのかを会員の皆さんに知ってもらう事を第一に考えました。そのために役員会を定例化し、話し合いの内容をまとめた役員会討議メモの回覧等を何回か行なったことや、写真の入った色刷りニュースの発行を始めたのもその一つです。

会長2年目の29年度は、可能な補助制度の活用して会を活性化するということを重点に考えました。それは今まで睦会が活動してきていることを基本にしたうえで、少し活動を整理し、さらに活動が楽しくなるようにするために、いくつかの補助制度を利用しようとするものです。その結果、防災市民組織「桜丘むつみ防災会」を結成したことで、市防災課からの補助金を獲得して活動しています。また、この年度からは東京都「地域の底力発展事業」の補助申請にも取り組みました。

今新たな目標は、大規模災害時の火災から、住民の命と財産を守るため、地域消防団より早く消火活動ができるような、年寄りが多いからというなら、その年寄りが自分たちの地域を火災から守ることができるようになろうという目標です。

このようにいろいろなところからの援助を得ながら、出来る事を出来る時に出来る範囲で行い、そして安心・安全で愉快な会の地域(睦会なのですから)にしたいと考えています。そのうえで更に何をして楽しむかを話し合い、任期を全うしたいと思っています。