台風19号に関する対応                   2019/12/122

自治会名     桜丘睦会     会長 門傳良男       

自治会所在地  調布市多摩川7-24-439-8           

世帯数       67世帯       

経 過  

1011()     1011日に緊急に役員会を開き、台風が直撃することは確実なため、翌日の状況で再度役員が集まることにした。

1012()    12日はテレビでは盛んに多摩川のことも報道される中、連絡可能な役員と対応方法の連絡を取り合った。

15:00     午後3時になってもNHKの放送では調布市の情報は何も報道されず、自身の車避難のため調布駅付近の友人宅まで車を預けた帰り、1530分頃布田小学校の正門前で防災無線の放送が聞こえた。しかし、傘をさしている状況では、プール脇の防災無線スピーカーの真下に近いところに居るにもかかわらず放送の内容は確認できなかったため、傘を閉じ正門前の家の軒先に入って避難勧告発令の事を確認した。

16:30”頃”飛んで帰り役員会を開き、状況確認と避難誘導をすることを確認し、手分けをして全所帯を回り、一軒一軒勧告が出された旨を伝え、それぞれの対応を確認して回った。

結果、親せきや子供の家等への自主避難した世帯は30世帯。自宅に残るといった世帯は10世帯。独居老人等の避難希望者10名を確認した。

17:30”頃”独居老人等で避難を希望した者10名は、集会所に集合させ、開設された避難所に3回にわたって順次ピストン搬送した。

1800”頃”第1便の4名は富士見台小学校に送った。時間は午後6時ころ。風雨は激しかったが車は校庭まで入れて輸送できた。

1830”頃”1台目が戻る前に、3人を2台目の便で同じく富士見台小学校へ搬送したが、混雑で入れず、グリーンホールへと誘導され、グリーンホールに向かった。第3便も3人を載せてグリーンホールに送った。その段階でグリーンホールにおいてはすでに満杯でたづくりに行ってくれとのことで、雨の中を移動したとのこと。しかしたづくりではまだ準備ができないからグリーンホールに行ってほしいと受け入れてもらえなかったとのこと。さらにたづくりがオープンしたのでそちらにと言われ。再度たづくりに向かったとのこと。

1930”頃”これらが終わったのは7時半ころで、その後役員は確認のために自宅で待機した。 世帯を回った時は会員、非会員の別なく状況を伝え、搬送したうち2名は非会員の者で、体が不自由な方であった。

1013()    翌朝、搬送した10名の者の安全な帰宅を確認し、避難行動の状況を確認した。

会員の意見         

意見 1 避難勧告の件はたまたま発令時に外出していなければ全くわからなかった。

意見 2 会員のうち誰も防災無線を聞いた者はいなかった。

意見 3 自主避難者で市の避難所に向かった者は、混雑して水も何もなく悲惨だったとの事。

意見 4 近くの布田小学校はなぜ避難所にできないのか。

意見 5 強風雨の中、車でなければ避難できないし、水が出たら動けない。

意見 6 府中用水の水門がどうなっていたかしりたい。

意見 7 ネットで市役所通りの多摩川に突き当たったところは道路が冠水していると動画で流れていた。

意見 8 避難勧告の発令地域の対象人口に対して受け入れる施設が少なすぎる。

意見 9 テレビでは近隣の避難勧告状況が早めに出ていたが、調布は報道がされなかったのはなぜか。

意見 10市の対応は遅い。また状況を知ろうにも市のホームページも開かなかった。

意見 11市の災害対策の対応について知りたい。

 

以上は、121日と22日の役員会でまとめた結果である。  写真は10月13日京王相模原線鉄橋下の多摩川入口